2024-10-01から1ヶ月間の記事一覧

秩父事件

1884年10月31日 「秩父事件」発生。 「秩父事件」10月31日 から11月9日 にかけて、埼玉県 の農民 と士族が 政府 に対して負債 の延納、雑税の減少などを求めて起こした武装蜂起事件。 秩父地方では、自由民権思想に接していた自由党 、増税や借金苦に喘ぐ農…

ダルフール紛争

世界の目はロシアのウクライナ侵攻やイスラエルのガザ攻撃に目を奪われているが、スーダンは内戦が500日以上も続き、1090万人もの避難民が厳しい状態に追い込まれている。 内戦は収まる気配もないが、国際社会は関心もなく見過ごされている。 しかも…

今日は安重根が中国・哈爾浜駅頭で伊藤博文を銃撃殺害した日

1909年10月26日 安重根が伊藤博文を哈爾濱駅頭で銃撃殺害。 安重根は予審で検察官溝淵孝雄から問われた伊藤博文暗殺の理由について 「伊藤さんの15の罪」をあげている。 これは当時、新聞で日本や世界に報じられた。 「伊藤さんの15の罪」 今ヨリ十年バ…

映画『真昼の暗黒』  八海事件

映画『真昼の暗黒』 監督:今井正 脚本:橋本忍 製作:1956年、現代プロダクション この映画の原作は弁護士・正木ひろし著『裁判官ー人の命は権力で奪えるものか』だ。 この書籍は1951年に単独犯だった犯人が罪の軽減を目的として知人4人を共犯者に仕立てた…

「投票難民」そして「投票しにくい」社会

私は1967年に選挙権を得てから一度も棄権したことがない。 しかし2022年の参院選、2023年の統一地方選挙には投票できなかった。 というのは2022年5月に転倒して動けなくなり、介護保険の要介護4、身体障碍者手帳3級の認定をうけた状態になったからだ。 現状…

「国際反戦デー」と「労働組合」

1968年 10月21日 【国際反戦デー】新宿騒乱事件 10月21日は「国際反戦デー」にあたり、反戦団体はベトナム反戦を訴えて各地で集会を開いていた。 新左翼系学生が新宿駅東口で集会ご、新宿駅構内に乱入し放火や投石で電車、信号機などを破壊した。交通機能を…

絶望と熱情

一つの集団が優位に立つことで、他の集団の人々の人権は抑圧され弾圧される その先に大虐殺があり、 #民族浄化 があり、 #ジェノサイド がある そして歴史を歪めて語り継ぐ歴史修正主義が蔓延る 歪められた歴史を、さらに切り取り正義を叫ぶ そんな歴史が繰…

映画『独裁者』(1940年10月15日アメリカで公開)

1940年10月15日 チャールズ・チャップリンの映画『独裁者』がアメリカで公開された。 この作品はチャップリンがが監督・製作・脚本・主演を務めたもので、チャップリン映画初の完全トーキー作品だった。 当時のアメリカはヒトラーが巻き起こした第二次世界大…

パレスチナ【キビヤの虐殺】1953年10月14日に見る「非対称」

1953年10月14日 【キビヤの虐殺】 キビヤの虐殺は、3人のイスラエル人 が殺害され たことへの報復 作戦 をきっかけに、1953年 10月14日 にヨルダン川西岸 のキビヤ村 で実行され た虐殺事件 である。 第101 部隊 や作戦 に加わった 他のイスラエル軍 の兵士 …

日本被団協 ノーベル平和賞受賞

核兵器は使えぬ兵器と言われたことがあった。 しかしロシアのプーチンやイスラエルのネタニアフの言動を見ると、核兵器使用の脅威が現実味を帯びてくる今、ノールウェー・ノーベル委員会はそんな意図を込めたのだろう。 過去核軍縮・不拡散への取り組みを評…

1960年10月12日【浅沼稲次郎暗殺事件】

1960年 10月12日 【浅沼稲次郎暗殺事件】 日比谷公会堂 で行われていた三党(自民党・社会党・民社党)立会演説会で右翼の17歳の少事件の3週間後の11月2日 夜、東京少年鑑別所の単独室で、白い歯磨き粉 を溶いた液で書いた「七生報国 天皇陛下万才」の文字を…

植木枝盛が起草した「大東洋日本国々憲案」

鄭玹汀さんのブログ「ふみの枕」で ◆鄭玹汀「植木枝盛の家族主義改革論・社会的婦人論」 [日本思想史] を書かれていた。 https://salvi.blog.ss-blog.jp/2024-10-06 私が植木枝盛を強く意識したのは20年くらい前だろうか、自由民権運動を知る中で名前は憶…

10月10日、何があった?

1944年10月10日 十・十空襲(沖縄第一空襲) 十・十空襲または沖縄大空襲は、第二次世界大戦(太平洋戦争 )後期の1944年 10月10日 に南西諸島 の広い範囲でアメリカ海軍 機動部隊 が行った大規模な空襲 。所在の日本軍艦船などに甚大な損害を与えるとともに…

党首討論2024

昨日の党首討論を聴きながら、民主党政権時代の予算委員会での石破茂の質疑を思い出した。 小沢一郎の疑惑について質疑というよりも、政治家のあり方について持論を滔々と演説していた。 時の首相は奇しくも野田佳彦だった。 「勇気と真をもって真実を語るこ…

袴田事件に関する当時の報道についての朝日新聞の「おわび」記事

ようやく出た朝日新聞の「おわび」記事。 東京新聞と毎日新聞は静岡地裁判決の翌日に「おわび」記事を掲載したが、朝日新聞はなかった。 私は無罪判決確定後に発表する可能性があるとは思ったいたが、不満も感じていた。 いずれにしても新聞に限らず、犯罪報…

イスラエルによるガザ侵攻

2023年10月7日にイスラエルがガザに侵攻してから2年目に入った。 ガザではイスラエルの攻撃による死者が4万人を超え、その内1万人以上に上るという。 https://x.com/itranslate123/status/1719701312990830934わたしが死ななければならないのなら リフア…

10月8日

1967年10月8日 第一次羽田闘争で京大生の山崎博昭さんが死亡。 当時私も大学生で、この事件に大きな衝撃を受けたことを憶えている。 この後しばらくして私が通学していた大学も全共闘による闘争が激化していく。 山崎博昭さんが亡くなった時の状況は、この記…